永久に(side:A) ~キラアス:アスランサイド~完結

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  「アスラン………でも…」   明らかに動揺するキラの声   自分を大事にしてくれてるのは嬉しい…   でも…時折もっと我が儘に…強引になってくれてもと…思ってしまう……   あぁ…俺…こうなること…身体を重ねること…望んでいたんだな…って…   「二度も…同じこと…言わせないで…」   相手から顔を離し目を見て伝え……   伝え…ようとはしたが恥ずかしくて出来ない…   恥ずかしさに俯きながらしどろもどろに話す…   「アスラン………いいんだね?」   真っ直ぐ俺を見つめるキラの目…   俺は顔を逸らしたまま…頷いた…   その瞬間―…   「ひぁっ…あんっっ」   キラのものが奥を突く…   ゆっくりと…そして少しずつ速く…リズムを刻みながら中を攻められる…   「あっ…あ…キラぁっ」  キラが動く度に押し寄せる愛しさと快楽……   嬉しいのに…涙が溢れて止まらない…   「アスラン…痛い?」   不安気に涙を舐めとるキラにそっと口づけ…微笑む   それだけで伝わったのか…キラの速度がまた上がった…   「あっ…ふぁっ……あアァァンッ」   経験のない快楽…でも俺は完全に溺れた……   「アスラン……そんなに締めないで…?」  締めてる…?俺が…? 言われて初めて締めていることに気がつく… でも… 「あぁっ…キラ…そんなこと言われても…気持ちよくて…勝手になっ…んぁっ…」 もう自分が何を言いたいのか…ありのままの感情をキラに伝える… 「アスランっ…そんな可愛いこと言ったら……」 「あっ…キラっ…も…もうっ……」 後は相手の欲望のままに身体は反応し… 相手の欲が中に注がれるのを感じながら自分も達し…意識を手放した
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