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あれはいつの頃からだっただろう………
気がつけば目が追っていた…
声を聞けば鼓動が早くなった…
姿を見たら…冷静さを欠くほどで
これが恋だと気づくまで…
俺は病気かなんかだと思うほど苦しくて…
恋だと知った今…
余計に症状は悪化した…
叶うはずがない…
高飛車で潔癖で………
そのくせ妙なところに隙があって……
いつも自信満々で偉そうな態度は俺にはなくて…
真っ直ぐなシルバーの髪も薄いブルーの瞳も…俺を捕らえて離さない………
イザーク・ジュール
でも…この想いは決して実りはしない…
俺が彼に嫌われている限り……
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