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「アスラン…大丈夫ですか?顔色が悪いですよ?」
ニコルに言われて初めて、自分の体のダルサに気がつく………
どんだけ鈍いんだか…俺……
幸い任務もないことから…俺は自室に戻って休むことにした……
自室に戻る途中の廊下で…イザークとディアッカに会った………
ディアッカと話すときのイザークは楽しそうで…ははっと笑うといつも仏頂面が嘘のようだった……
俺には見せない笑顔…
そう考えるとまた胸が痛み
体がさらに重くなるのを感じた………
「おっ…アスランじゃん」
そうディアッカが言うといつもの仏頂面でイザークが俺を見た………
「貴様っ………」
何か言いたそう…
でも聞きたくない…
もう限界だった…
「イザークっ…今日はやめとけ…なんか具合悪そうだし…って…おいっアスランっ」
ディアッカの慌てふためく声が遠くで聞こえる…
イザークも何か叫んでいるように聞こえる…
いつもの罵声かな…
そんなことを思いながら俺は意識を手放した………
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