『出来損ない』

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「やっぱり、所詮は『出来損ない』ね この私に刃向かうなんて百年早いの、よっ!!」 「ぎゃふんっ!!!」 「ふん、『出来損ない』風情が」 「なんだってんだよ…人間として出来てねぇのはお前の方だろうが…」 ぐすん… 「おーい、大丈夫か? ………また派手に…お前も大変だよな 『出来損ない』のユーアン君」 「うっせ… お前だけは…エルドだけは俺の味方だと信じてたのに…ぐすん」 「まぁ、戦闘学だからって、アグネルに手を出したのが運の尽きだ ってか、お前も学べよな… 魔力の無い身で勝てるわけないだろ?」 「………うっせ とりあえず、保健室に行きたいです」 「あいよ… ほら、行くぞ?」 「いぐぁぁああああああああああああああっ!!!!!! 労われええええええええええええっ!!!!!」
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