白熱の腕相撲バトル!?

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ミルカは指を顎に当てて考えると 「うーん、教官じゃないんだけど魔法科三年生のカマラ先輩かなぁ。三年生の模擬演習で圧巻の強さだったし、女性なのに学園最強の魔法使いだしね。それに美人で…身長高いし…」 その言葉にアレンはケラケラ笑いながら 言った 「ミルカは身長低いから高い人はみんな憧れの的になっちゃうな~…って、あぶね!!」 ミルカが放った風の魔法がアレンの顔面を直撃しそうになったのを間一髪のところで避けたのだが頬が浅く切れた。 そしてアレンが冷や汗をかきながら文句を言おうとすると、 「チッ、しっかり死んどけよ…ゴミクズが…」 ミルカのあまりの豹変ぶりと恐ろしい一言を耳にしたアレンは、恐怖に身震いし言葉を発せれなくなったのだった…
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