白熱の腕相撲バトル!?

9/20
前へ
/81ページ
次へ
主催者にステージに上がるよう促されると、イケメンは意気揚々と階段を昇って行った。すると新しい挑戦者の登場に観客もが沸き上がった。 主催者は新たにチャレンジャーとして現れたイケメンを見てマイクを片手に持つと一気にボルテージを上げた。 「さぁ!また新たな挑戦者が現れました!身長も高く筋肉もガッチリしたこの勇気あるイケメン少年は果たして、オーガであるボブ君に勝てるのかぁぁッ!?」 オーガの名前を聞いたアレンとミルカは、派手にズッコけた。 「あの厳ついオーガにボブって……」 そうこうしている内にステージ上ではマイクを向けられたイケメンの自己紹介がはじまっていた。 「えーと、名前はラーク=ストレイルっていいまーす。昨日アイリスに引っ越してきたばかりで、まだ友達1人もいなくて寂しいから誰か仲良くしてくれ~♪」 観客から…特に女性からは声援とともに「私が相手してあげる~」とか「メアド教えて~」やらのうらやましぃ叫び が飛んできた。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加