白熱の腕相撲バトル!?

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そして、自己紹介が終わると主催者はマイクを握り直すと観客達に向かい 「誰か寂しがり屋のラーク君とお友達になってあげて下さ~い!でも大丈夫!ボブ君に腕相撲で勝てれば今日から君がアイリス一の人気者だぁぁ!! では、当店のカレーライスを賭けて腕相撲勝負行ってみよぉぉぉ!あ、観客の皆さんも一口1000ベルでどっちが勝つ賭けましょぉぉぉ!」 大盛り上がりしている観客達はこぞって賭けはじめた。 アレンとミルカも1000ベルずつ賭ける事にした。もちろん2人はボブ君にのっかった。人間がオーガに勝てる訳がない!そうタカをくくったのだ。 オッズは9:1でオーガが圧倒的に多かっ た。 その様子を見たアレンは当然と言わんばかりに言った。 「普通に考えたら人間の30倍も力があるオーガが勝つに決まってるよなぁ。賭ける意味があるのかね~。」 「アレンだってちゃっかり賭けてるクセに…。」 ミルカにツッコまれたがアレンはわざとらしく口笛を吹いてスルーした。 すると、2人の横に立っていた女の子が呟いた。 「彼は勝つ…よ」
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