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アレンとミルカには聞こえたらしく「「えっ?」」と女の子の方を向くと同時に大歓声が起こった。ステージ上で今まさに腕相撲が始まろうとしていたのだ。
手を掴み合った状態でボブ君はラークを見下すように言った。
「ユーは、ミーを倒せないヨ♪ミーはベリー強いからね~♪それにミーが全勝したらカレーライスの無料券はミーがもらう約束ね~♪」
しかし、言われたラークは上の空でずっと「カレーライス…カレーライス…グフ♪」と呟いていた。
それを見たボブ君は青筋を立てて激しく怒り激昂した。
「シット!!このファッキンモンキーが!まぁいいでしょう、ユーの腕をボッキボキのブレイクンボーンしてアヘアヘ言わせてあげマスデ~ス!!」
…うん、なにを言ってるのか良くわからないデ~ス♪
主催者が2人の手の上に自身の手を置き、掛け声をかける。
その時、ラークの黒い瞳が紫色に怪しく輝いた。
「レディ……………………………ゴォォ!!」
戦いの火蓋が切っておとされた!
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