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「ッ!?わ、私が神ですか!?」
酷く狼狽える王様に、老人は「はい」と頷くと、王様は混乱したまま両手をブンブン振り拒否しようとしました。
「無理無理無理!無理です!絶対できないですから!神様なん…」
その言葉を老人は手で制して遮ると
「その点はご安心ください しばらくは、私が側で 微力ながらお手伝いさせていただきますし 、万が一王様がおっしゃる様に無理とこちらで判断すれば 、その時は…」
一瞬 老人が目を閉じて 口をつぐむと再び目を開き深々と頭を下げて
「ですから、 どうかお願いします この星の神の座について下さいませんか?」
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