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その様子を王様は、困った感じで苦笑いを浮かべながら見ていると 、当然の事ながら疑問が沸き上がってきた。
「何故 、私に?といいますか、何故人間に?」
いくら一国一城の主とは言え、 所詮はただの人間…
そのもっともな問いに頭を上げた老人が「フム」と間をおいて答えました。
「それは…失礼な話ですが、 お教え出来ないのです…。
ですが 、王様にとっても悪い話ではございません。
この贈り物の力を使えば 、どんな事も思いのままになりますし 、この国の民達をより幸せに 、国をより豊かに出来ますぞ。」
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