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シキの言葉にリンは苦笑し、やれやれと言わんばかりに首を振り、ショウの肩から降りるのだった
ピピピ…ピピピ…!
と、そうこうしているうちに俺のコイルに設定していたアラームが鳴り響いた
弟を促して職場に向かわくてはならない
『アキラ、時間だ
そろそろ家を出ろ。』
「分かってる。
ショウ、行こうか」
「うん。」
リンが仕事着の入った袋をくわえてやって来る。
流石リン、仕事が早い
『何を思考してる暇がある、遅刻するぞ』
大人しくシキの言葉に頷いて家を出ることにする。
その間ショウがやっぱりおじいちゃん臭いよ、と言って一悶着あったが
その様子を見て俺は……
選択肢
こんな日がずっと続けば良いのに…
→ ………何か、違う気がする。
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