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握手しながら地面で伸びている吉永先輩を見ると、
「あぁいつものことだから気にしないで~それより部活に入るわよねぇ~」
宮本先輩が目ギラギラさせて迫ってくる…だが逃げようにも握手した手が離れない!
「えっと…僕は違う部活が」
「彼女は入るみたいよ」
「…え?」
宮本先輩の目線の先を見ると、いつの間にか意識を取り戻した吉永先輩が美香に入部届を書かせていた、てか美香さっき僕と一緒の部活がいいって言わなかった!?
「京介も入ろうよ~面白そうだよ~」
迫る美香の目は宮本先輩と同じ輝きを放っていた、一体なにを植え付けられたんだ!?
「じゃぁ決まりね入部届は私が代わりに出しておくから~」
てか何勝手に入部届に僕の名前書いてるの!?
「面白い先輩達だよね~楽しくなってきた―!そう思うよね京介~」
美香がまたキラキラ目で僕に話しかけきた。
「はぁ…分かりました部活に入りますよ…」
まぁ適当に理由言って辞めればいっかと思いながらそう言った。この時は1時間後になにが起きるか想像もしてなかった。
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