闇と光

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痺れを切らした桜が切れる。 それもそのはず。 唯一、未来から来たという 証拠を沖田は渡さないのだから。 桜「お願いしますよ、変態さん!!!」 何か考え込むようなしぐさをする沖田さん。 こいつ・・・遊んでる。 他人事だと思って。 沖「分かりました。 変態さんなどという 土方さんと同類扱いする 呼び方をしたことに対して謝罪してください。」 くっそ。 変態のくせに。 土方さん青筋たってるし 早く解決しなくては・・・ 悔しいけど 桜「すみません。」 にやと笑う沖田さん。 沖「お願いします。」 ちらっとこっちを見ながら言う。 私に言えってか!! めっちゃ屈辱。 桜「お願いします。」 沖「なんでも言うこと聞きます。」 桜「なんでも言うこと聞きます。」 現代の皆さん。 沖田総司はイケメンだけど 腹黒の最低どS野郎でした。 沖「はい。」 懐から巾着をだす沖田さん。 桜「覚えてたんですか・・・。」 沖「今、思い出しました!!」 くそ野郎!! はめられた。 土「早くみせろ。」 あ・・そうだ。 証拠見せなきゃ。 私は巾着から携帯を取り出し。土方さんの写真を撮る。 土「何しやがる!!」 桜「これは携帯電話っていって遠くの人と、 連絡が取れたり文通が出来ます。」
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