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前と同じ様に、スーパーの駐車場に車を止め 帽子を被り、マスクと眼鏡をして車を降り、りょうの家へと向かいました マンションの入口に着き、インターフォンでりょうの部屋番号を押し誰も出ない事を確認すると オートロックのドアを開け、マンション内へと入りました 階段を上がり、りょうの部屋の階へ着くと玄関へと向かいました そして鍵を開け、ドアを開けた瞬間...目に入って来たのは... 女物のサンダルでした 部屋の奥の方を見ると、黒い紙袋が...それが何となく女の持ってきた着替えか何かが入ったものだと咄嗟に分かった私は慌ててドアを閉め鍵を掛け 急いでその場を後にしました 小走りでマンションを出て駐車場へと戻りながら思った事は ヤバイな...見られたかな...とかの心配ではなく あの女は、りょうが居なくてもりょうの部屋に居られるんだ それぐらいの関係なんだ...っていう事でした
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