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ーー前回のあらすじ
何も置かれてなかったテーブルに突如として現れた手紙と、とぉっても高そうな万年筆様。
ホラーですね。わかります。
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さて、おふざけはここまでにして考えよう……今、目の前にあるもの。
・高そうな木製テーブル
・と、とてつもなく高そうな万年筆様
・手紙(笑)
以上のことから推測できることは…………あの手紙は実はーーー
とても高いお手紙"様"なのでは?
…………冗談だ、とにかくだ。
中身を見なくては話にならないと直感が告げている。
まあ、私は別にスーパー野菜人の方々のように気がよめる訳でも、直感が冴えまくっている新人類でもないが……そうしなくてはならない気がするのだ。
そう決意し恐る恐るテーブルに置いてある手紙に手を伸ばし、手紙をまずは拝見。
そして手紙の裏には私の名前……不気味だ。
しかし、見なくては……こ、怖くなんかないし(震え声)
若干、震えつつも手紙の封を開け中身を確認、中には綺麗に畳まれた紙…………しかし、内容を確認したがそれは信じがたい内容であった。
余りにも長すぎるため要約して伝える。
『アタイ神、ミスっちまった、お前ら夫婦の寿命消しちった 、ワビとして異世界に転生(嫁も)、あとすごーい万年筆様だからやるよ、がんば』
要約し過ぎたかも知れんがだいたい会ってるからいいか……。
手紙の内容の通りであるならこの万年筆様はどうやらすごーい万年筆様らしい。
万年筆を取り手紙の空白部分に『光』と書く、すると文字が発光し始めた。
神様曰く、文字に力を与える万年筆らしい……なかなか面白いものである。
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