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さて、所有物の力を確認したところで自分のこの世界での設定を確認しておこう。
手紙曰く、異世界というくらいなのでこの世界の生活水準は中世のヨーロッパに近いらしい、名前は前世と同じでどうやら貴族……正しくは古来から風を司る一族という中学二年がとっても喜ぶ設定である。
そして、肝心の我が嫁。
どうやら先ほどのtお隣のお屋敷は嫁の家らしい。
…………内心ではウヒョーとかやりたいのだがグッと我慢。
そして、嫁も私と似て、中学二年が好みそうな設定で『風の巫女』の一族らしい、しかもすでに私と嫁は許嫁……ぱーふぇくつ。
発音がおかしい?嫁ができたら私に言いたまえ(ドヤァ
さて、今頃だがこの屋敷やこの世界の基本的な知識が今、現在進行形で私の脳にきている。
ふむ、頭とか痛くならないの?だって?
私の脳はこの程度の知識の量で頭痛など起きぬ。
そろそろ、嫁に逢いに行こうか……幼女姿の嫁……いいな。
万年筆様を着ている甚平のポケットに入れておく。
そして、部屋を脅威のスピードで、出ていきでも隣の屋敷に向かう主人公。
誰もいない部屋の中、テーブルに置かれた手紙が消えていることに気がつかないまま、行ったのであった。
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