第一月 ここから始まる物語

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AM7:20 八神宅 蘭「凛、朝だよ~!」 凛「ん~……後30分寝かして~……」 重く閉じた瞼を開く気になれず、口元まで覆っているふかふかの布団を頭から被る 意地でも布団から出るもんか、俺の安眠を妨害する事は誰であろうと絶対に許さん 凛「俺の安眠を妨害する者には鉄拳による制裁を加える。速やかにこの部屋より退去せよ愚か者。」 蘭「面白い事言うわね凛、ここは誰の家だったかな~?なんならあなたがここから退去……」 凛「やあ麗しき姉上様、今日も清々しい朝だね!」 一瞬で状況を把握。これ以上の口答えは自分の首を絞める事になると判断。 よって布団から勢いよく飛び出し愛すべき(笑)姉、蘭にこれ以上無いくらいの笑顔で応対する
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