第一月 ここから始まる物語

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蘭「ハァ…本当にお調子者ね。それより朝御飯出来たわよ」 ため息混じりに笑いながら姉さんは俺の部屋の閉じられたカーテンを開き眩しい日光を部屋に差し込ませる。 蘭「ほら、いい加減シャキッとしなさいよ!顔洗って着替えて来なさい」 凛「はいはい、分かったってば。ったく、いつまでガキ扱いっすか~?」 蘭「そうね、あなたがきちんと自立出来るまでかしら?まあそれはともかく、早くしなさいよ?高校生活初日から遅刻なんて恥ずかしいわよ」 そう言うと姉さんは俺の部屋から出て階段を降りていく。 今日から俺も高校生か~…実感沸かないな。そんな事を考えながら制服に着替え、鏡にポーズ ……ナルシストか俺は(笑)
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