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階段を降りリビングに入ると、既に二人分の朝食が用意されていた。
ベーコンエッグとオニオンスープ、そしてバケットに入ったロールパン×2つが俺の前に上に並べられている。
一方姉さんの所にはカップに入ったオニオンスープと食パン1枚。
凛「おはよー姉さん…って、朝食そんだけで足りんの?」
率直な疑問を質問という形で口にする
俺ならいくら朝とはいえ絶対あれだけじゃ足りないと誓えるな、うん。
蘭「足りるわよ。ダイエットってやつね」
凛「食っても太らない体質の人間が何言ってんだよw」
話しつつも俺は目の前に並べられた朝食をどんどん平らげていく。
自慢じゃないけど早食いなんだよね、俺は
蘭「女の子と言うのは体質関係無くダイエットに励むものなのよ?…それより本当に食べるの早いわね、喉詰まらせるわよ」
凛「大丈夫、だいじょっ…ブフッ!ゴホッ、ゴホッ」
蘭「ほら見なさいな。全く落ちつきないんだから…」
慌ててオニオンスープを喉に流し込む
むせた反動で軽く目が涙ぐんできた
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