第一月 ここから始まる物語

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流し込んだスープが喉に引っ掛かっていた物を無理矢理押し込み、なんとか苦しみから解放される ハンカチで口元の汚れを拭き取り、カバンを右肩に掛けた 時計はAM7:35を指している。 バス停までは走れば5分も掛からないが霞高校行きのバスは7:42分には出てしまうので割と余裕が無かったりする 凛「うわっ、時間やばっ!!とにかく姉さんごちそうさま~!!それと行ってきます!!」 蘭「朝から忙しないわね~、車には気を付けなさいよ~!」 凛「俺は小学生かいっ!」 蘭「フフ、冗談よ。行ってらっしゃい」 玄関のドアを勢いよく開け放ち、俺は自宅を後にした
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