4人が本棚に入れています
本棚に追加
一族が壊滅した。
キルシュにとって、かまわなかっ
た。自力で脱出していなければ、
打ち首にされそうだったあの家を
失ったのは転機だとキルシュは思
った。
「やりますね…蜂鳥さん達は」
「全くだ」
ハブメルは呆れ、ミュウは頷いた
。
流石、異端児組織。
やるスピードが違う。
「町にお前のポスターが貼り出さ
れたらしいな…で、近々の予定は
」
キルシュに聞いたハブメル。
それにキルシュは静かに答えた。
「颯人…を探します
今度こそ…守りたい」
「つまり次のコンサートで一時休
止か…」
ミュウのまとめにキルシュは大き
く頷き、ペンダントを握りしめた
。
「ハブメルは器用ですね
そっくりです…ペンダント」
最初のコメントを投稿しよう!