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なんせハブメルに会ってそうそう
キルシュは片手を上げるや
「何百年ぶり、ハブメル」
なんて挨拶したものだからハブメ
ルの開いた口はしばらくそのまま
で固まっていた。
そりゃそうだ。
久しぶり過ぎる位に再会した友人
?が転生して可憐な少女になって
いたら…我に返り、ハブメルがキ
ルシュに性転換の手術した?と言
えば、生前と変わらないパンチを
位、壁に飛び込んだのは記憶に新
しかった。
「ありゃないぜ」
「ミュウも…回し蹴り喰らって…
1週間、湿布と一心同体な気分だ
った」
2人が遠い目をする中、キルシュ
は少しだけ怒りながら
「2人が失礼だからです」
そう言ったのだった。
まぁ、失礼と言えば、失礼だが…
体が痛かった身にもなってもらい
たかった2人。
キルシュに言っても返ってくる言
葉は目に見えてるため、言えない
が。
「休暇下さいって社長に言おうか
な…」
「おいおい…」
休暇に憧れる少女にハブメルは、
ため息を吐くのだった。
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