プロローグ

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弦司「よう天崎さん、こんなところにいたのか」 映介「……東矢弦司」 弦司「一人でツマミ食ってるより皆で食った方が楽しいぜ?」 映介「……この蒲焼きだった物は蓬莱山からの貰い物」 弦司「そっか。そうだ天崎さん、俺達これから記念撮影するんだが一緒にどうだ?」 映介「……俺が入る利点は」 弦司「一種の思い出作りだよ。まぁ何か欲しいって言うなら温泉の無料券をやるが」 映介「……同行させて貰う」 青年移動中… 雷佳「弦司、遅いよー!」 ぬえ「もうアンタの嫁が待ちくたびれてるわよ」 さとり「別にそんな事はないわ。……それじゃあ撮ろうかしら」 梓弦「十秒後にタイマー入れたよ」 映介「……早いな」 弦司「そうか?大体こんなモノだろ」 レイセン「五秒前!」 こいし「3!」 凰輝「2!」 小夜「1!」 カメラのシャッターが切られ、一瞬フラッシュによる眩い閃光が放たれる。まだ満足していないのか、東矢梓弦が再びタイマーをセットした。 この宴会は、もう少しだけ続きそうだ。
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