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『翌日:妖怪の山』
映介
「ここは……」
理衣
「私の家……だった場所」
映介
「……だった?」
理衣
「ここは今日から貴方の物、私は颯君の家に居候するから大丈夫?」
映介
「……訳が分からない」
理衣
「それを決めたのは紫。貴方に反対する権利はない」
映介
「……勝手な奴」
理衣
「私もそう思う」
青年少女移動中…
映介
「……意外と片付いてる」
理衣
「基本パソコンデスクから動かなかったし、ゴミは全て消去した」
映介
「そうか……」
理衣
「なら私は帰る、私には颯君を着せ替え人形にする使命があるから。食材はある程度残しておいたから好きにして?」
映介
「……了解した」
理衣
「それでは、また」
映介
「………」
映介
「……まずは、家内の把握からか」
妖怪の山に新しい住人が
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