万能家

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 「いや、勿論依頼で来たんだけどさ……まさかあんたみたいなガキだとは思わなかったからよ……。大丈夫なのかよ、あんた中学生だろ?」  苛立たしげに椅子に座る赤髪の少年。その表情には恐怖の色があった。深くは訊かないことにし、撫胸はそのまま話を始めた。  「了解。私のルールについてはもう知ってるわよね?」
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