オカマ野郎。

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呼んだのに来ない。 どころか隊長と私の布団の間の何もないとこにいる。 「マカロンが凍え死ぬ………。」 「まかろん………。」 隊長と顔を合わせる。 「三人で寝ようか。」 「えっ!?」 どんな提案してんの!? 流石にい 「嫌なの?」 ………やじゃないですよぉ!? そんな世界の終わり三秒前みたいな顔しないでよ! 「い、いやじゃな「僕が嫌なの?」 違うよぉぉおおおぉぉ! 嫌じゃないよ! 大型トラックにはねられる三秒前みたいな顔しないで! 「嫌じゃないで「じゃあ布団くっつけてよ。」 最後まで言わせろ!! 言われるままというか既に隊長が布団をくっつけてる。 「おやすみなさい。」 「ん、おやすみ。」 と同時に寝息を立てた隊長。 寝るの早くねっ!? ちょっと! 何か緊張するんですけど! マカロン! お前も寝るの早いでしょ! ペットは飼い主に似るっていうけど………。 ここまで似るとはね。
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