君は僕だけのものだよ? - 続 -

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梓side ガチャ 部屋に戻ると柚にソファに座らされた そして...  手錠を掛けられた 「おっ、おい!柚!」 「何?梓。どうかしたの?」 俺が声をかけると柚はふんわりと笑いながら軽く首をかしげて聞いてきた ......可愛いn、ってそうじゃなくて さっき教室で危ない発言をしたとは思えないくらい普段通りだ  ...手錠をかけてきた以外は 「梓?どうしたの?」 はっ!そうだった どういうつもりか聞いてみないと!! 「さっき教室で言ってたこと本気かよ。  俺は監禁なんかいやだからな。  てか、この手錠も外せよ。」 俺がそう言うと柚は困ったように頬に手を当てて考え始めた 「うーん... どうしても嫌なの?  僕は梓にずーっとここにいて欲しいんだけど。   ねえ、お願い!」 「絶対ヤダ。」 「そんな事言わないで、梓。   お願い!!」 そう言うと俺の膝の上に乗って俺の制服の袖を引っ張りながらお願いしてきた 身長差のせいで上目使いになっていて可愛い だがここで諦めてはいけない 諦めたら監禁生活の始まりだ さすがにいくら可愛い恋人のお願いとはいえ監禁は嫌だ 「柚、頼むから監禁だけはやめてくれ。  あと手錠も外してくれ。」
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