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近藤は顔を真っ赤にしながら視線を彷徨わせ
山南は片手で目元から額を抑えていて表情はわからないが耳が真っ赤である
土方は自分が着ていた羽織を飛鳥に投げとにかくそれを羽織れと怒鳴る
飛鳥がそれに袖を通し露出が少なくなったとこでやっと男たちが冷静さを取り戻した
山南「で、では拝見させてもらうよ?」
そういうと皆が次々に道具に触り始める
飛鳥はそれをぼーっとしながら見ていた
土方「・・・出てきたの武器ばかりじゃねーか・・・ん?、この四角いのはなんだ?」
飛鳥「それは携帯電話と言い遠く離れた相手と会話ができるものです。ちょっと貸してください」
携帯を受け取ると土方に向けてパシャ
飛鳥「近藤さん、これを見てください」
近藤「おお~~、歳が箱の中に入ってるぞ!」
山南も沖田も携帯を覗き込む
そこには間抜け面した土方が移っていた
飛鳥「それは写真といいます」
山南「これは信じてもいいかもしれませんね」
山南はやっと本当の微笑みを飛鳥に向ける
近藤「そうだな、それで飛鳥さん、これからどうするんだい?未来からきたのでは頼れる者もいないだろう?」
沖田「ここに居てもらえばいいじゃないですか~♪」
土方「は?!無理にきまってんだろ!!ここは女人禁制だぞ!!それにこいつは信用なんねえ!ここに置けるはずがねえ!!」
沖田「も~♪土方さんは相変わらず頭が固いですね~♪女中にでもなってもらえばいいじゃないですか~。それに飛鳥さん蔵の屋根にも軽々登れる程身軽だから監察でもいいかもしれませんね~♪」
近藤「蔵の屋根に登ったのかい?!結構な高さのはずなんだが・・・汗」
沖田「登るだけじゃなくあの高さから飛び降りて綺麗に着地までしたんですよ~♪」
沖田はニコニコと先ほどの話をしている
男たちは飛鳥を置く置かないで言い争いを始めた
まあ・・・反対してるのは土方だけであとの3人は置いてあげようって言っているのだが・・
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