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飛鳥は考えている
飛鳥(私はこの人たちの最後を知っている・・・ん??先の世を知っている・・・そうか、あんな腐った時代なくなってしまえばいい・・・私がここで歴史を変えればもしかしたら・・・)
歴史が変わり自分が消えるかもしれないという事もなんとも思わない
あの時代でも道具のように使われていた自分
ここで縛られようがなんの苦痛もない
飛鳥「ご迷惑でなければこちらにいさせてください。」
近藤「そうか。でわ女中をしてもらおうかな」
飛鳥「いえ、隊士としてお使い下さい。刀の扱いにも慣れておりますし、暗殺の心得もございます」
そういった飛鳥の目は暗く目を合わせただけで闇にのまれそうなほどだった
土方(こいつは・・・まだガキのくせになんて目してやがる・・・こいつの目は人斬りの目だ)
土方「だめだ、隊士に女はいらねえ」
飛鳥「では男として扱ってください」
そういうと短刀を手に取り腰まであった黒く艶やかな髪をバサリと切り落とした
男達「ツッ!!!!!!!!!」
この時代では髪は女の命と言われる程女性は髪を大切にしている
それをなんの戸惑いもなく切り捨てた目の前の女子
近藤「歳・・・いいだろう?この子の決意は本物だ」
土方「・・・・・入隊試験を行う。総司相手をしろ」
近藤、山南「!!!土方君(歳)!!総司は手加減が!」
飛鳥「手加減しない方でかまいません」
沖田「ふふふ。わかりましたお相手いたします♪」
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