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道場にはすでに組長達と大幹部の3人が揃っていた
土方「おせーぞ、さっさと中央に出ろ」
飛鳥は道場の真ん中に向かう
沖田「あ、飛鳥さん木刀と竹刀どちらを使いますか?」
飛鳥「では木刀でお願いします」
沖田から木刀を受け取り軽く振ってみる
飛鳥(さて、どうするか・・・確か沖田さんって新撰組で一二を争う剣豪のはず。・・・最初から全力でいきますか)
そう決めると心の中で琥珀を呼ぶ
チャリッ左手首のブレスレットが軽く揺れ、淡く光った
姿や声は出せないようだ・・・でも、琥珀の力は感じる
飛鳥(琥珀の力使わせてもらうよ)
そう思うとまたブレスが淡く光った
土方「準備はいいか?」
沖田、飛鳥「はい」
土方「では入隊試験を始める!先に1本取った方が勝ちだ。始め!!」
沖田は正眼の構えを取る
沖田の流派は天然理心流 平晴眼の構えでくると思っていた飛鳥は少し苛立った
飛鳥(沖田さん・・・手加減するつもりですね・・・そっちがその気なら)
飛鳥は平晴眼の構えを取とった
沖田「へ~♪天然理心流を使えるんですか♪それとも構えだけですか?★」
飛鳥「さあ?どうでしょうね」
飛鳥は微笑みながら殺気を出し始める
土方「こいつは・・・すげえ殺気だ・・総司に向けてるのにこっちまできやがる(汗)」
観戦者達は自分に向けられてる殺気ではないのに冷や汗をかき始める
沖田(すごい殺気ですね・・・平隊士達がいたら気にあてられて倒れてましたね)
お互い動かずにらみ合いが続く
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