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沖田「来ないならこちらから参ります」
そう言うとダンッと踏み込んできた
飛鳥(なかなか速い・・・でも)
上段から振り下ろされる沖田の木刀を軽くはじく
次々に打ってくるのを全てかわすと沖田は一旦後ろへ飛び距離を開けた
飛鳥「では次は私が行きますね」
そう言うとうっすらと笑みを漏らす
トンっと軽く床を蹴ると一瞬のうちに沖田の間合いに入り突きを仕掛ける
喉、左胸、眉間 カン!カン!カン!ガチン!!!
近藤「ッツ!?総司より速いうえに三段突き?!」
全ての突きを止められ上から袈裟切りに振り下ろした木刀と受けた止めた沖田の木刀で鍔迫り合
いになる
飛鳥「さすが、全てさけられましたね」
沖田「強いですね~♪それに全て急所を打ってくるなんて♪当たったら死んじゃうじゃないですか~♪」
飛鳥「大丈夫ですよ、手加減してますので」
ふふふ♪
二人とも黒い笑みを見せる・・・背後にも真っ黒なオーラが見えるような気がしてならない観戦者達
間合いをとった飛鳥と沖田だがお互い踏み込みすごい速さで打ち合いはじめる
もうどのくらい打ち合っているだろう・・・二人はまだ疲れを見せずに木刀をふるう
観戦者達は食い入るように二人の試合を見つめる
沖田と互角にやり合えるのは数人しかいない
それも幹部のみ・・・
こいつは・・・強い・・・・・・・
皆、冷や汗をかきながら飛鳥を見つめる
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