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飛鳥「そろそろ飽きてきました」
そういうと飛鳥は総司の木刀を強く押した
押された総司は後ろに飛ばされ体制を崩す
沖田(なんて力でしょうね~、あんな細い腕のどこにこんな力があるのでしょう。本気で打ってるのにかすりもしないうえ、飛鳥さんはまだ本気ではない・・・面白い女子ですね~♪)
沖田が大勢を立て直すのを見て問う
飛鳥「次で終わりにしませんか?そろそろ飽きてきてしまいました」
沖田「私は楽しくて仕方ないんですがね~♪皆さんも待ってますし次で終わらせますか♪」
そういうと沖田は平晴眼の構えをとり今までより、より一層強い殺気を纏っていく
それに反して飛鳥は構えない
木刀を下げたまま突っ立ってるだけのように見える
沖田「構えてください」
高ぶった闘争心の為苛立ったように飛鳥に言う
飛鳥「これが構えです」
沖田「そうですか・・・怪我をしても知りませんからね」
そういうとダンッと一度踏み込んで三段突きを放つ
カン カン カン
かなり速い本気の突きをいとも簡単に片手で防ぐ飛鳥
三回目の突きを防いだ途端フッと飛鳥の気配が消え
気づいた時には背後から沖田の首に木刀を突き付けている飛鳥がいた
・・・・・・・・・道場が沈黙に包まれる
沖田「・・・参りました」
沖田がそういうと土方は我に返り
土方「勝者 氷川!」と声を発した
道場は静まり返り誰も言葉を発しない
その沈黙を破ったのは飛鳥
飛鳥「では明日から隊士として入隊させていただきます」
土方「あ、ああ・・・約束だからな・・・仕方ねえ・・・」
返事を聞くと一礼し組長達が集まってる場所に行く
飛鳥「氷川飛鳥と言います。よろしくお願いします」
そう挨拶すると道場を出て行った
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