入隊&所属

5/5

2613人が本棚に入れています
本棚に追加
/1274ページ
近藤「では氷川飛鳥を女中兼監査方として配属する」 そういうと皆は承知し飛鳥の配属が決定された 局長らしい威厳を纏っていた近藤がフッと優し瞳になり 近藤「君はもうここの家族も同然だ。これから仲良くやっていこう」 そういうと飛鳥の頭を優しく撫でる 飛鳥「家族・・・???」 山南「そうだよ、君は仲間で家族だ」 にこにこ微笑みながら山南も頭を撫でる 山南と近藤、それに他の組長達も飛鳥が抱えている心の闇をわかっていた だから飛鳥をほっておけなかったんだろう 飛鳥は今までに感じたことがない気持ちになっていた 会ってまだ1日も経ってない怪しい女子を拾い、療養させ、組に置く 普通なら斬り捨てられても文句が言えないご時世のはず 飛鳥「あ・・ありがとう」 そういうと初めて本当の笑顔を見せた とりあえず飛鳥が疲れているだろうと今日は一旦解散となった 部屋から出るともう空は暗く星が煌めいている 山崎「夕餉を部屋に持って行ったるさかい、待っとき」 そういうと勝手場に行ってしまった 飛鳥は星を見ていたが視線を戻し部屋へと戻っていった
/1274ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2613人が本棚に入れています
本棚に追加