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近藤「では氷川飛鳥を女中兼監査方として配属する」
そういうと皆は承知し飛鳥の配属が決定された
局長らしい威厳を纏っていた近藤がフッと優し瞳になり
近藤「君はもうここの家族も同然だ。これから仲良くやっていこう」
そういうと飛鳥の頭を優しく撫でる
飛鳥「家族・・・???」
山南「そうだよ、君は仲間で家族だ」
にこにこ微笑みながら山南も頭を撫でる
山南と近藤、それに他の組長達も飛鳥が抱えている心の闇をわかっていた
だから飛鳥をほっておけなかったんだろう
飛鳥は今までに感じたことがない気持ちになっていた
会ってまだ1日も経ってない怪しい女子を拾い、療養させ、組に置く
普通なら斬り捨てられても文句が言えないご時世のはず
飛鳥「あ・・ありがとう」
そういうと初めて本当の笑顔を見せた
とりあえず飛鳥が疲れているだろうと今日は一旦解散となった
部屋から出るともう空は暗く星が煌めいている
山崎「夕餉を部屋に持って行ったるさかい、待っとき」
そういうと勝手場に行ってしまった
飛鳥は星を見ていたが視線を戻し部屋へと戻っていった
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