風呂騒動w

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飛鳥「山崎さん大丈夫ですか?」 そのままの格好で山崎に近づく飛鳥 山崎「大丈夫や!だから早よ着物着てや~(泣)」 飛鳥は山崎を気にしながらもいう事を聞き、襦袢だけ身に着けると山崎のもとへ戻った 沖田にかなりの力で吹っ飛ばされた山崎は足を痛めたらしく立てない様子 飛鳥「とにかく部屋まで行きましょう。それから手当ですね」 山崎の手を肩にかけ立ち上がらせようとしたとき騒ぎを聞きつけた土方が風呂場に来た 土方「これは・・・どういうことだ??」 脱衣所は色んなものが散乱した状態で脱衣所から風呂場に続く扉が破壊されている 土方はこめかみに青筋を立てながら飛鳥と山崎を睨む・・・が 飛鳥の格好に気づき顔を背けた 襦袢はこの時代で言うと下着のようなもの それだけを身に着けた飛鳥だが風呂の湯気で襦袢が湿り体に張り付き ボディーラインがくっきりとわかる状態になっていた 飛鳥「それより山崎さんが怪我をしたようなので運ぶのが先です。手を貸してください」 土方「あ、ああ」 そういうと土方は山崎の手を肩にかけ軽々と立ち上がらせた 山崎「副長、すんまへん・・・」 土方「いい・・・部屋に行ったらどうしてあの状況になったか説明しろ」 山崎「・・・御意」 土方に支えられ風呂から出た山崎と飛鳥は自室へと戻っていく 途中で会った山南は飛鳥の格好を見てびっくりしていたがすぐに正気に戻り部屋から着流しを持ってくると飛鳥の肩からかけてくれた 土方に明日にでも説明するように言うと部屋へと入っていく 飛鳥は(この時代はゆっくりお風呂にも入れないんだな~)っと的外れなことを考えていた
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