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自室に戻り山崎を座らせると飛鳥は足の様子を見る
飛鳥「だいぶ腫れてますね」
土方「いったい何があったんだ?」
眉間に皺を寄せ山崎を見据える
山崎は事のいきさつを話しだした
飛鳥が風呂に入り自分が外で見張っていたがある重大な欠点に気づいた
苦無で負わせてしまった傷のことだ
怪我などしてないような素振りだったし普通に箸を持って食べていたので失念していた
山崎(あの血の量や、かすったいうてもそれなりに切れてたはずやな~傷が開かんとええのやけど・・・)
眉間に皺をよせしばらく考えていた
その間風呂場からはなんの音もせず静寂が続く
体を流すかけ湯の音も聞こえないしあまりに静かすぎる
山崎(まさか傷開いて血~出てんとちゃうやろな・・・)
外から声をかけたが返事はない
山崎は嫌な予感がして脱衣所まで入りこえをかけたがそれにも返事がなかった
心配だけど風呂の扉を開けるのは憚られる・・・
どうしようかと悩んでいた時に沖田が風呂に入りに来て脱衣所に立っている山崎を見る
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