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飛鳥は沖田の腰にあるものを見たときそれは本物だろうっと確信していた。
現代なら持って歩けば明らかに法に触れるもの。それを堂々と腰に差し至って自然に行動している。信じられないがここは・・・
沖田「そうですか・・・わかりました。着いてきてください」
沖田の後ろに着き部屋を出た飛鳥
自分の考えが間違っていればいい、ただ想像通りなら私は・・・どうすればいい???
考えながら歩いていたら蔵に着いた
飛鳥「沖田さん、この屋根に登ってもいいですか?」
沖田「へ???屋根・・ですか???でもこの高さを登れる梯子はありませんが」
そう沖田が言ってる間に横にある木を上手く使いあっという間に蔵の屋根へ上がっていく
取り残された沖田は呆然と屋根を見上げた
飛鳥「やっぱり・・・」
飛鳥は見下ろす景色に愕然とした。
車も走ってなければ飛行機も飛んでいない、高層ビルもなければ電柱もない
ただ見たことのないほどの真っ青な空があり木造の古い家々が立ち並んでいる
(ここは現代じゃない・・・私は・・・時を渡ったの???)
飛鳥「翡翠・・・琥珀・・・」
2人の名前を呼んでもなにも答えなかった・・・
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