初めまして王道学園

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「あの、お話しが済んだのなら理事長室まで、行きませんか」 しまった。 副会長を放置していた。 「すまない、副会長」 「めんごー」 慌てて近くまで駆け寄るついでに頭をクシャリと撫でた。 「え?」 「あ」 「おー」 彼の驚いた顔を見てから、やってしまったと理解した。 頭を撫でるなんて初対面の相手にすることじや無かったな。 取り敢えず、副会長の乱れた髪を撫で付けて元に直す。
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