困った時の神頼み

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神選組本部にて ーーーーーーーーーーーーーーーー 先程麻薬を受け取った密売人こと山越片 蒼は自分の本拠地に居た 早速副長室に戻りブラックコーヒーを1杯のみ僅かな息抜きをしていたのも束の間おもむろにイヤホン型マイクを装着して部下への報告を忘れずに1番に行った 『山越片蒼只今帰還した。これから捜査報告の為に局長室に向かう。俺が居ない間に何か変わった事があった部隊は局長室まで直通で内線を寄越して構わない。』 簡潔に、淡々と、何時もの低いトーンで要件を部下へ報告しコーヒーを一気に飲み干し局長室へ足を運んだ ーーーーーーーーーーーーーーーー 《コンコン・・・》 「おう、入れ」 軽めの返事があってから蒼が室内へ足を踏み入れる 『失礼します。山越片蒼、現場捜査から帰還致しました。』 軽めの返事に対して相変わらずの仏頂面で冷静にお堅い返事をする蒼 その返事に思わず相手は笑いをこらえている 『・・・何で笑ってるんですか。麻薬でも切れておかしくなったんですか局長』 笑いをこらえる自分の上司に対してとんでもないジョークをぶん投げた部下 「あ、ひっでーなお前!!でもお前のその左手に持っているブツを俺は物凄く求めているのも事実だが」 『ああ・・・この麻薬「じゃねえよ!!ただ無いとイライラしたりソワソワしたりするだけの所謂デザートだ」 デザートが無くてそんな症状が現れるならば世の中の「デザートは別腹!!」と言っている女子達は毎月行われるホテルのケーキバイキングだけじゃ物足りなくなるだけでなく世の中のストレス指数が急上昇してしまうだろう
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