41人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
セスタのとある森の拓けた場所に少女が一人魔方陣の上に立っていた
そこは嵐が来ているのか突風と大雨に襲われている
少女は片手にナイフを持っておりそのナイフで自身の右手首を切った
少女の手首からは大量の血が流れ出るが少女は気にせずに手首を魔法陣に近づけ言葉を綴る
少女「我の血に応えし者よ
我は魔力を持たぬ者なり
故に代価は我の血とする
我が声が聴こえし者よ
我が声に応えし者よ
今我の前に姿を顕さん
我が願いに応えたまえ
助けて
来たれ
我が使い魔よ 」
しかし魔法陣は反応を示さない
少女「やはり……失敗……」
そう言って少女は意識を失いその場に倒れた
少女が倒れた後魔法陣は黒く輝く
光が収まると倒れたはずの少女はその場に居なかった
最初のコメントを投稿しよう!