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悠夜「フェイト……君は詠唱の時に助けてと言っていたね」
フェイト「……はい」
悠夜「何から助けてほしいんだ?いや使い魔に何を求めている」
俺の言葉にフェイトは考える仕草をとる
しばらく待っていると答えがでたのかフェイトが口をひらく
フェイト「……私は……いつも孤独…………魔力がなくて……両親は…………魔物から私を庇って…………死んでしまった。……友達もいない…………頼れる人もいない……私には……使い魔召喚が……最後の希望……だった。……私を……孤独から……救ってくれる……一緒に……いてくれる……そんな存在が……私は……私は…………欲しかった……」
フェイトは途中から涙を流していた
悠夜「たとえ命を失ってもか?」
フェイト「……はい」
その時のフェイトの瞳は真っ直ぐでとても綺麗だった
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