プロローグ

2/2
前へ
/4ページ
次へ
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ わたしは誰(´・ω・`) 着信音と共にやって来たメールの本文は、上記のようなものだった。 隣に座るぐるぐるの紫色した天然パーマの少年は、必死にスマホを弄っている。 「君は何がしたいのかな???」 俺が隣の少年のスマホを覗くと、 (´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`) ちょっと怖いんですが…… 「なぁ!なななな何見てるのぉ!!!!!!!???」 なんて、オーバーリアクション。 特に動じたりはしないけれど…… 「好きなんだね、その顔文字」 とか言ってみたら、 「だって可愛いじゃん!」 と、隣の少年オメガは答えた。 「シグマも使ってよぉー(´・ω・`)」 って言われた。 俺顔文字とか使わないし…… と、そこへ、 「重力加速度があるから……」 と、ぼそぼそ呟きながら何かを考えている黄色の髪の少年、ラムダがやって来て、 「にゃぅっ!」「どわっっ!」 ほらぁ、ラムダは本ばっかり見てるから、オメガはスマホばっかり見てるから、ぶつかったじゃないか。 「いたぃ……(´・ω・`)」 そんな顔俺に向けられても…… 「お前のせいで、さっきまでやってたこと忘れただろ!!!!!!!」 そんな事言われても、俺なにもしてないし……ぶつかったのオメガだし…… 「何で俺……?」 呟いてみた。 「また何かしているのですか??」 あらら、これで全員かな? やって来たのは、赤い髪の少年クシ。人を見下したような目が何とも気に入らない。 「ラムダがぁ」「シグマが!」「えっ?!俺?!!」 「……」 収集がつかなくなり始めるので、俺がクシに説明した。 そしたら、クシのやつ、鼻で笑いやがった…… 満面の笑みで 「そういうこと」 って、言ってみたが、効果は限りなく0に等しい。 …………へ? そんな事どうでもいいって? ……酷いなぁ え?俺の自己紹介??? あー、してなかったね じゃあ、四人分まとめてしておこうか。 おっと、皆がどっか行ってる……! あ、後でするね!! ノシ そんな四人の少年達の物語
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加