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\(゜ロ\)(/ロ゜)/
わたしは誰(´・ω・`)
着信音と共にやって来たメールの本文は、上記のようなものだった。
隣に座るぐるぐるの紫色した天然パーマの少年は、必死にスマホを弄っている。
「君は何がしたいのかな???」
俺が隣の少年のスマホを覗くと、
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)
ちょっと怖いんですが……
「なぁ!なななな何見てるのぉ!!!!!!!???」
なんて、オーバーリアクション。
特に動じたりはしないけれど……
「好きなんだね、その顔文字」
とか言ってみたら、
「だって可愛いじゃん!」
と、隣の少年オメガは答えた。
「シグマも使ってよぉー(´・ω・`)」
って言われた。
俺顔文字とか使わないし……
と、そこへ、
「重力加速度があるから……」
と、ぼそぼそ呟きながら何かを考えている黄色の髪の少年、ラムダがやって来て、
「にゃぅっ!」「どわっっ!」
ほらぁ、ラムダは本ばっかり見てるから、オメガはスマホばっかり見てるから、ぶつかったじゃないか。
「いたぃ……(´・ω・`)」
そんな顔俺に向けられても……
「お前のせいで、さっきまでやってたこと忘れただろ!!!!!!!」
そんな事言われても、俺なにもしてないし……ぶつかったのオメガだし……
「何で俺……?」
呟いてみた。
「また何かしているのですか??」
あらら、これで全員かな?
やって来たのは、赤い髪の少年クシ。人を見下したような目が何とも気に入らない。
「ラムダがぁ」「シグマが!」「えっ?!俺?!!」
「……」
収集がつかなくなり始めるので、俺がクシに説明した。
そしたら、クシのやつ、鼻で笑いやがった……
満面の笑みで
「そういうこと」
って、言ってみたが、効果は限りなく0に等しい。
…………へ?
そんな事どうでもいいって?
……酷いなぁ
え?俺の自己紹介???
あー、してなかったね
じゃあ、四人分まとめてしておこうか。
おっと、皆がどっか行ってる……!
あ、後でするね!!
ノシ
そんな四人の少年達の物語
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