第一獣 獣耳さんと出会う

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20**年とある町  平凡な暮らしをして平凡な成績をとってそこそこな大学を出てそこそこな会社につとめた私…スイーツ 「スイーツって書きたかっただけだろw」 と独り言を言う私がいました 今世の中はアベノミクスだかアミノ酸だか知らない政策をしているらしいが 私には全く関係ない だって入社半年で会社が倒産したとかwww笑える いやいやわろえない  「困ったなぁ…こんな不況どこも雇ってくれるとこなんかないよなぁ」 毎日のようにハロワークに通うが良い就職先がない 「半年貯めた貯金だって後わずかだし家賃払えないよなぁ…あぁ借金漬けになって怖いオジサマに腎臓売ってこいとか言われるのか…アハハっ…って笑えないわぁぁ」 本当に困った…頭を働かせても仕方がないので私は乙ゲーの彼氏に逃げた 生まれてこの方彼氏もいないし…(二次元なら沢山いるけどなw 三次元は無理無理… 所謂喪女なんだよなw とか思ったりなんだ自分大分虚しいじゃん 「もう良いや寝よう…」 その日は寝てしまった でもそんな日常も今日で終わった ある意味凄惨な日常がガラリと音を立てて変わってしまったのだ
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