1人が本棚に入れています
本棚に追加
半ば無理矢理入ると外見と全く違う作りだった
言うなればお城、西洋やファンタジーの世界によくあるお城だった
どうなってんの…ここ…
「玲さん、今日から1ヶ月アナタにもってもらう生徒さんは猫課第4皇太子です」
「成汰さん…猫ってそんな大層ご立派でお偉い生き物でしたっけ?」
「アハハ、玲さんとても人間ジョークおじょうずですね」
「え、笑うとこなの!?」
「さ、着きましたよ」
大きな扉をあける
「おはようございます、第4皇太子」
そこには白い髪の毛で猫耳が生えている少年が立っていた
「おはようございます」
ふかぶかと頭を下げる
白いシャツに灰色のカーディガンチェックのズボン、学生かな…
「せいたさんそっちのかたは?」
「ん、キミを1ヶ月みてもらう先生だよ」
つんつんと挨拶を促される
「あ、えっと…川原木 玲です」
「じゃあ玲せんせぇだね♪」
「ぼくは猫課第4皇太子だよ、せんせぇお名前付けてくれるんだよね?」
「えぇぇ!?、ちょっと成汰さん」
「アハハ、言い忘れちゃった」
「えぇぇ!?」
「せんせぇ?、お名前考えてこなかったの?、僕楽しみにしてたのになぁ」
しゅんとする、耳も一緒に垂れてしまっている
うぅ、良心が…あ、即興で今いい名前がうかんだぞ
最初のコメントを投稿しよう!