第一獣 獣耳さんと出会う

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「じゃぁね、髪の毛白いし、肌も白いし、第4皇太子なんでしょ~、全部しがつくし、史郎なんてどうよ」 あれ、ぽかんとしてる、悪かったかなぁ、後は真白とかミーちゃんくらいしかないぞ 「じゃぁ、史郎くんで良いかな」 「良いよね、うんいい名前だね」 「玲せんせぇありがとぉ」 へにゃんと笑う、可愛いなぁ 「あ、今日は親睦深めるだけだから、ま気軽にね」 「じゃぁ、私はこれで」 成汰さんはどこかに行ってしまった  っておぉぉい、二人きりやん、どうしようかなぁ、つーかなにすんの!? 「あ、えっと勢いで名前付けちゃったしまた考えといたあげるね」 「ううん、僕これでいいよ、玲せんせぇがせっかく付けてくれたんだもん」 ピコピコと耳が動く、可愛いなぁ 「じゃぁ、改めて自己紹介するね、僕は猫課第4皇太子、17歳だよ、ネズミさんとねぇお魚大好きなんだぁ」 するといきなりムギュウと抱きついてきた 「後ね後ねギュウってするのと撫でられるのすきなんだぁ」 私より少し小さいくらいの少年に抱きつかれるってしかもこんなほわわんな17歳いないよね 「せんせぇ…ギュウってするの嫌いなの?」 パッと離れて袖を掴む 「これなら良い?」 こんな可愛い猫いないだろ 「せんせぇ?」 ハッ「びっくりしちゃったんだよ~、史郎くんがいきなり抱きつくから」 「?抱きついちゃメッなの?」 「いきなりだと驚いちゃうよ?」 「ふぅん、わかった(●´∀`●)」 「そ、そう」頭をわしゃわしゃと撫でると目がトロンとして気持ち良さそうだった
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