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声がした方を見ると、伏し目がちにもじもじと俺達を見ているクラスメイトの牧原 羊一(マキハラ ヨウイチ)がいた。
羊一は、羊の角、耳、尻尾が生えていて羊化している。
なんとなく可愛い姿だ。
白兎「先生、羊一が座れないって」
猫「やー、ここの席が気に入った」
羊一「あ……っ、先生が気に入ったならしょうがないのかな…僕の席どうしよ?」
灰狼「…………」
妙に静かな灰狼を不審に思い、灰狼の表情を見て引いた。
もうドン引き。
白兎「おい……灰狼?」
灰狼「……羊一可愛いっ!!めぇめぇちゃんッ!!」
羊一「きゃっ、灰狼!?キモッ、離してッ」
羊一を抱きしめて、羊一のもふもふな耳を甘噛みしてる灰狼。
その姿はまさに狼そのもの。
なんか違うって?
いや、違わない(キリッ
羊一が本気で嫌がっているので、俺は止めに入る。
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