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猫「くはは、可愛いウサ耳生えてやんのッ」
灰狼「はは、もうー、先生笑い事じゃないですよー。ぷっ、ククッ」
白兎「お前ら殺されたい？」
灰狼と担任である路川 猫（ﾛｶﾞﾜ ﾋﾞｮｳ）は、俺の気持ちなんて知らずに教室の床で笑い転げてる。
だから、行きたくなかったんだ。
クラスメイトの視線もウザイ。
こっち見んな。
灰狼「で、先生どうしましょう？」
猫「えー、知らねぇな。動物園行ってこいや」
灰狼「あ、やっぱり？白兎も動物園に行こうとしてたんですよ。はは、白兎が動物園ッ」
駄目コイツら。
他の人に頼った方が何倍も良かった。
灰狼「ははっ、あれ？白兎何処行く気ッ？」
白兎「お前を信じた俺が馬鹿だった、じゃあな」
灰狼「えっ……ちょっ待って白兎ぉー！！」
今度は俺が灰狼を無視して教室を出ると、頼れる人の所に足を進めた。
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