白兎が学園で逃げ回った結果。

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白兎「朝起きたらウサ耳が生えてて…」

獅郎「はぁ、お前もか………」

会長はそこで初めて表情を変える。
困った表情だ。
『お前もか』ということはどうやら俺だけではないらしい。

白兎「俺だけじゃないみたいで？」

獅郎「ああ、他にも獣耳が生えたという奴が何人か生徒にいた。ウサ耳じゃないが」

狐乃「不思議なことにうちの生徒だけなんです。他の場所ではそういうことは起きていない」

白兎「それはどうい「なーに話してんのォー？」」

出たな、森下　猿奈（ﾓﾘｼﾀ　ｻﾅ）もといチャラ男。
大事な話をしてるから登場してほしくなかった。消えろ。

猿奈「消えろとか酷いねェーシロちゃん？」

ついでに心も読んでくるから、俺の中で要注意人物に匹敵する。

変なあだ名付けやがって。

俺はチャラ男をスルーすることに決めた。