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灰狼「えっ、ヤバい!!どうすんの、それ!?」
白兎「やめろ。何も言うんじゃない」
灰狼「学校どうすんの?休む?」
白兎「やめろって………」
灰狼「学校休むなら、俺も休んで付いていてあげるよ」
ぶちっと俺の何かが切れた音がした。
白兎「やめろオォォッ!!現実逃避してんだよ!!現実を見たくないんだあァアア!!」
壁に頭を打ち付けて夢の世界に入ろうと試みる。
煩いのは俺だって?
しょうがないだろ。
白兎「どうすればいいんだよ!!動物園に行けってことか!?」
灰狼「まあ、落ち着いて。とりま学校行こう」
白兎「やだ、行かない!!ちょっ、引っ張んなっ」
悲しいことに相手の方が力が強く、抵抗しても引きずられた。
この姿のまま教室に行こうとしているのかコイツは。
制服は?寝起き姿のままで?
白兎「やめろって……!」
灰狼「はいはい、俺がが付いてますからね。大丈夫でちゅよー」
嫌がる俺を無視して灰狼は、強引に教室に連れて行った。
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