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ヘリから降り立ったジンギとサラは、すぐさま限定不死を発動した。
ジンギ「狂刃・餓鬼!限定不死…紫の煙!!」
サラ「狂炎・蛇渇!限定不死…業火食らう蛇!!」
二人は、ハルバードを睨み付ける。
フェル「気をつけろ、二人共!そいつは…寄生されたハルバードだ!!」
しばらくの沈黙…ジンギが口を開いた。
ジンギ「元祖、限定不死ハルバード…俺の憧れだった…だが、あんたも言っていたよな?寄生された人間を救う術は…ブッ殺す事だってな!!」
サラ「せっかくの再会ですが…残念ですわ」
二人にとって、ハルバードは良き先輩であり見本と言える人間だった。が…今はただの害虫でしかない。
ハルバード「君達は、私の過ちそのものだ。悪魔の力を借りてまで…地球再生の邪魔をしていた罪…君達を処分して清算しよう!!」
ハルバードの攻撃は、翼が変化した刄!普通の人間には、見ることすらできない攻撃も、ゲイボルグ最速のスピードを誇るジンギを捉える事はできなかった。
ジンギ「遅ぇ!!」
刄の付いたトンファーが、ハルバードの胸をかすめる。いったん、後ろに飛び退くハルバード。しかし、その後ろには地獄の業火が待っていた。
サラ「熱いのは…お好き?」
燃え盛る炎のマフラーが、ハルバードの腕に絡み付いた。
ハルバード「ぐっ!?」
ハルバードの右腕が、一瞬で燃え尽きた。二人のコンビネーションは完璧だった。
怯むハルバードに、くわえていた葉巻の煙をめいいっぱい吸い込んでジンギが特効!ハルバードは、無数の刄を繰り出し迎撃する!
ザク、ザクザクザク!
身体中を切り刻まれながらも、前進するジンギ。
ジンギ「今はまだ、夜じゃねぇからな!首フッ飛ばして終わりにしてやる!」
激しい攻撃に、防戦一方のハルバード!間合いを取ろうする度、サラの攻撃が迫ってくる!
ハルバード(良いコンビネーションだ…ここはひとまず、撤退するか)
ゾロゾロゾロ…近くのビルに待機していたC~B級パライーターが、ハルバードの指示(テレパシー)を受けて動きだした!!
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