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ガキィン!!
斬撃を受け止めたレイナ!しかし…レイナの右腕は耐えきれない。
ピキィ…
亀裂が入る右腕。それでも、レイナの目は冷静なままである。
ドシュウ!!
もはや、定番といえる攻撃。床、天井から触手が飛び出す!!
マリー「きゃは☆ワンパターン攻撃♪もう…飽きちゃったわ!」
反撃を読んでいたマリーは、あっさりと触手を切り払う。
その刹那!!
レイナがマリーに切り掛かる!!
スバ!!
剣を握っている右手腕が、切り離された。が!当然の如く、超再生する。
レイナは、右腕を振り抜いた勢いのまま回転し…
ドガァ!!
左手でマリーを殴り飛ばした!!(裏拳)
マリー「ぶぎゃあぁ!?」
顔面にヒットした攻撃。鼻血を吹き出しながら、壁まで吹っ飛ぶマリー。
レイナ「あら?派手に吹っ飛んだわねぇ~♪もしかして、親にも殴られた事なかったかしら?」
マリーには、斬撃の類はまったく効かない。しかし、殴る・蹴といった打撃は通用するのだ。
壁に激突したマリー。剣から、紫色のオーラが立ちのぼる。
マリー「最高に、殺意わく…殺す!!」
剣を構え、襲い掛かるマリー。その斬撃は、荒々しく力任せである。
レイナ「無駄よ!!」
右腕で斬撃を受け流したレイナの反撃!触手がマリーの首に突き刺さり…そのまま、巻き付いた。
マリー「くぇっ!?」
突き刺さりながら、首を圧迫する触手。マリーは、すぐに触手を切り離すが…首の触手は残り、圧迫し続ける。
マリー「うがぁ!!」
ズバァ!!
マリーは、自らの首を切り落とした。
レイナ「!?」
首から触手を除去したマリーは、超再生しかかっている首を抱えたまま…《その場》で剣を振りぬいた!!
ドビュン!!
マリーの剣が伸びた!!
意表を付かれたレイナは、マリーの斬撃を躱しきれなかった。
ぼと…
レイナの左腕が、地面に落ちた。マリーも、息を切らしている。
レイナ・マリー(やばい…こいつ、強い)
トン…
マリーの肩に、カラスの羽を生やした猫が乗っかった。
マリー「ヘィル…」
ヘィル「これ以上やっても、貴女の身体にダメージが残りすぎるわ。さぁ…行きましょう」
マリーは、頷いて後ろへ飛び退いた。
マリー「貴女とは…二度と会いたくないわ。さよなら、レイナ」
逃げようとするマリーを、追いかけようとするレイナ。しかし、マリーの剣が天井を切り崩した為、舞い上がる埃で視界が塞がれた。
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